愛センター最終日

ヒロシです。


愛センターでのボランティア最終日、

この日ももちろん、

NYNYプノンテンペ・・・


あ、噛んだ・・・


NYNYプノンペン店は

営業でした!!


この子はナリー。

初日から英語で一生懸命話しかけてきてくれました。

僕らが(ヒロコは特に・・・)英語が得意ではないため、

理解するのに時間がかかることもよくありましたが、

会ったときから本当に親しくしてくれて妹みたいです。

彼女は18歳です。

お年頃です。

髪も特にこだわるので切る前はけっこう不安がっていました。

なので2人がかりでカウンセリングをして

まずはその不安をぬぐってあげました。


ちなみに女の子はほとんど前髪切って全体を整えるのみです。

そしてカンボジア全体に言えることですが、

ショートの女性はほとんどいません!!

男の子にはソフトモヒカン系が大人気でしたが

みんな前髪は残しておいてほしいみたい。

前髪命!!

です。



この日も日本語の授業をしました。

本来は別の科目だったんですが、

僕らが日本語と算数しか教えられないので

急きょ変更に。

すいません・・・

勉強します・・・(-_-;)

内容は日本語会話の練習です。

教科書のつっこみどころ満載の文章をホワイトボードにうつします。

で、その直後・・・

担当の先生から驚くべき言葉。


「この日本語を英語に訳してください」


・・・ん!?Σ(´Д`;)



いや、その英語があまりできないから日本語やってるんですけど・・・


というわけで、持っていた電子辞書を駆使してなんとか英語に直します。

これで合ってるかな??( ̄□ ̄;

で、それを先生がクメール語に直して生徒に伝えます。

その後みんなで実際に声に出します。

カンボジアには、

『きゃ』『きゅ』『きょ』の発音がないので

みんななかなか苦戦します。

『ちゃ!』とか『くしゃ!』とか言っちゃう。

まぁヒロコが英語の『R』と『L』を区別できずに

常に巻き舌になってるのと似たようなもんです(笑)


この日は先生にお願いして特別授業もさせてもらいました。

何をしたかというと、

今まで自分たちが行った場所の写真を見せながら簡単にその説明をする。

もちろん日本も。

ちょうど地元京都の寺院で撮った

桜と紅葉の写真があったので

日本の文化を伝えるには最適かなと。

これでみんなに外の世界の広さを伝えたかったんです。

日本語を教えてるタイホート先生にも

「カンボジア人が海外に行くことはなかなか難しいから

すごくいいと思います。

きっと子どもたちの夢も広がりますよ。」

と言われ、

俄然やる気になりました。


写真を広げて印刷できれば1番良かったんですが、

そんな時間も場所もなかったので、

パソコンの画像をそのまま見せることにしました。

簡単な日本語ならタイホート先生がわかるので訳してもらいます。

みんな興味しんしんで話を聞いてくれ、

中でもオーストラリアのアウトバックの大自然には特に興味を示してくれていました。

エアーズロックってやっぱり誰が見ても不思議なものなんやなぁ~。

授業後も質問責め。

やって良かったと思いました。


そして最終日ということで、

先生たちがそれぞれサプライズしてくれました!!


キーホルダーにもなる爪切り。

ナリーのお姉ちゃんで英語の先生でもあるナクリー先生がくれました。


手紙と僕たちの結婚式の絵(ちょっと恥ずかしい・・・)

それぞれ別の2人の先生からもらったんですが

2人ともソフィア先生と言います。

これを見てヒロコは嬉しさのあまり泣いちゃった・・・

ミサンガみたいの。

これも絵をくれたソフィア先生から。

しかも手作り!!

気持ちがこもってますよ。


旅の途中ということもあり3日間という短い期間で

一体何が残せたかわかりませんが、

来てよかったと思います。

でも、こういう問題って本当に難しくて

震災の支援でもそうですが、

実際にその場所に行ったからからどうとかじゃなくて

日本に帰ってからもできることはあって、

資金援助なり物資の援助なりを続けてすることが

本当に大切なんだと思いました。

今回だけで終わらせてしまっては

僕らのただの思い出作りにしかすぎません。

別にそんなことがしたいわけじゃないので

これからも力になれることはしようと思います。

お世話になった先生方。

海外旅してると知り合いに似てる人にもよく出くわします。

右から2番目の手紙をくれたソフィア先生。

NYNY事務所の高橋ねえやんに似てた。。。

こちらも先生方。

後ろで顔半分隠れてるタイホート先生、

北浦家のお父さんにそっくり。。。

夜の授業の生徒たち。

みんな本当にガンバリ屋さん。

まじめで純粋な子ばっかり。


みんな、ありがとう。


Incident-Filled Journey

2010年12月から2012年2月まで NYNYのスタイリストHIROSHI&HIROKOが 世界を珍道中した記録 ※ただいま以前のBLOGより引っ越し中

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